2014年05月09日

[旅田卓宗のたそがれ日記](5月9日・出版)

僕と同世代の友人が夕方、目を輝かせてやって来た。

いつの日か本を出版したい!それが彼の長年の夢だった。

日々の生活を綴ったエッセイを出版したいと会う度に語っていた。

文芸社に原稿を送って3年になるが何の音沙汰もなかったという。

ところが突然文芸社から手紙が届いた。

「貴方の作品は世に出す価値がある。少し費用が要りますが検討して下さい」

概ねそのような内容だった。

見積書が留守中に届いたので、これから郵便局まで取りに行くのだと話した。

実はよく似た話があった。

かつて僕も文芸社から同様の話を頂き出版した。

のぼせ上がってしまった僕はすっかり作家気分になり要求されるがままに当初200万円余を負担し最終的には大新聞への広告費や電子書籍への掲載費も含めて400万円余負担したが全く売れなかった。

実力がないのだから仕様がないとは思いつつ無念の思いをブログに書いた。

それが2チャンネルに取り上げられ炎上し後に3社の出版会社が公正取引委員会から調査を受けた。

結局1社が社会的に抹殺されたが文芸社は指導だけで終わった。

既に改善されているということだった。

僕は気になり友人に電話を掛けた。

案の定沈痛な声が返って来た。

僅か500部の本を出版するのに100万円負担を要求される内容だったそうだ。

彼はやっぱりと思い出版を残念せざるを得ないということだった。

一部出版社は依然として読者に本を売らず作家自身に本を売るという体質は変わっていないようだ。

印刷費の負担だけで出版するチャンスを志しある人に与えてあげて欲しいものである。

印刷費だけなら30万円も要らないだろう!

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

(一度大衆演劇をご鑑賞下さい。支配人 旅田卓宗)
大衆演劇 和歌山新吉宗劇場 公式サイト
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。

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[旅田卓宗のたそがれ日記](5月9日・出版)


Posted by           at 05:35│Comments(0)
 
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