2014年05月14日

[旅田卓宗のたそがれ日記](5月14日・ブログのお友達)

喫茶店の片隅で、いつものように座っていると不意に目の前に男の人が立った。

オヤッ、誰だろう?顔を上げると笑顔の男性が立っていた。

温泉町の白浜町に住む男性だった。

毎日コメント下さるブログのお友達だ。

和歌山市へ来たので立ち寄って下さったそうだ。

白浜と言えば思い出多い町である。

20歳の頃、僕は警察官として町の中心部にある丸公園交番所に勤めていた。

当時の白浜温泉は新婚旅行のメッカと言われ関西の奥座敷とも言われて大層賑わっていた。

芸者さんやら中居さん、バスガイドさんなど圧倒的に女性の多い町だった。

当然若い警察官はよくもてた。

交番所の前の薬局屋さんの可愛い娘さんが時々、店の中から手を振ってくれる。

泉都巡りの観光バスがひっきりなしに通る。

バスの中からバスガイドさんが笑顔で手を振ってくれる。

「スミマセン、安くて安心できる旅館紹介して下さい」

まるで観光案内所へ飛び込んで来るような若い女性達も多い。

女性に優しいのを売りにしている僕はめぼしい旅館を親切に紹介する。

旅館の女将に一言加える。

「親戚の娘達なんだ、よろしく頼む」

明くる朝、交番所に出勤すると机の上に真っ赤なバラの花束が置かれていた。

誰からかな?首を傾げながら花束を開くとヒラリと紙一枚舞い上がった。

「昨夜は親切に旅館をご紹介して頂きありがとうございました。一言お礼を申し上げたいと思い参りましたが、お留守で残念です。本当にありがとうございました。ハンサムなお巡りさんへ」

読んだ僕はすっかり舞い上がり口笛吹きつつ警らに出発。

「アレッお巡りさん休みないの?今度一度ご馳走させて下さいな」

黄色い声をかけてくれるのは芸者さんやバスガイドさん。

何と楽しい町だろう?そう思っていたのに3ヵ月後、突然県警本部警備課へ転勤命令!

「あのう〜旅田さんが転勤することになったので泣いている娘がいるの?」

ソッと警察署の事務員さんが耳打ちしてくれた泣いてくれていた女性と、まさか5年後結婚することになろうとは、お釈迦様でも知らなかっただろう?

恋の花咲く町白浜は僕にとって生涯忘れられない町になった。

エッ、奥さんはご健在ですかって?

聞いて下さるな!歌の文句じゃないけれど、人生いろいろありまして!

それから先は又次の機会に!

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

(一度大衆演劇をご鑑賞下さい。支配人 旅田卓宗)
大衆演劇 和歌山新吉宗劇場 公式サイト
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。

予め以下の携帯電話に御連絡下さればありがたいです。
私の携帯電話番号は07052684040です。

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Posted by           at 06:11│Comments(0)
 
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