2014年05月19日

[旅田卓宗のたそがれ日記](5月19日・冤罪)

昨日の朝日新聞を読んで驚いた。

殺人事件など重大な刑事裁判の審理に市民が参加する裁判員制度が始まって5年になる。

ところが、判決の結果、検察が自信を持って起訴し死刑を求刑した者の内、何と21人に死刑判決が出たものの、34人もの多くの被告人が無罪判決を受けたそうだ。

僕はその多さに驚いたのである。

もし裁判員制度ができていなければ、警察や検察を100パーセント信用し99パーセント有罪判決を下して来た裁判所のこれまでの現状から考えて、起訴イコール有罪の判断の多くに誤りがあったという事実を我々国民に突き付けたことを意味する。

重大裁判でこの現実なら死刑などの重大判決以外の裁判での冤罪被害者は数倍に達するであろう?

冤罪被害者にされる可能性は我々の直ぐ側に迫っているのである。

怖いことだ。

冤罪は他人事ではなく自分の問題だと受け止めて捜査当局は行動してもらいたいものだ!

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず経験したり。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

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[旅田卓宗のたそがれ日記](5月19日・冤罪)


Posted by           at 05:39│Comments(0)
 
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