2014年12月29日

[旅田卓宗のたそがれ日記](12月29日(ご心配ありがとう)

千秋楽が終わったとたん疲れがゾッと出たのか

風邪を引くだけでなく思考力が止まってしまった感じがした。

全く無気力になり虚脱感にとらわれてしまったのだ。

理由の一つには30年来の親友と思っていた友が

実はそうではなく僕の選挙の支援をすることにより

利益を求めていたことを知ったことだった。

今一つはオーナーから頼まれ1年間大衆劇場の支配人を

勤めて来たが詰まらぬ噂を流され、

劇場のオーナーがそれを真に受け僕に二人の

従業員を辞めさせることを要求して来たことだった。

そのことは僕への不信を意味することだった。

僕には何の罪もないしかも生活のかかった

従業員を辞めさせてまで支配人に留まる意味を見いだせなかったし、

そんな非情な人間になりたくはなかった。

従業員は宝だと思っているからである。

僕は即座に支配人を辞めると宣言した。

同時に虎の子の老後の預金200万円まで注ぎ込み

年中無休で朝早くから夜遅くまで無給で頑張って来たことが

虚しくなり人間不信に陥ったことだった。悩みに悩んだ。

人間信頼される人のためには死ぬ覚悟もできるが

不信を抱かれる人間に尽くす義理と意味があるだろうか?と思った。

しかし昨夜午前3時まで弟と二人の友人に説得された。

もう1ヶ月頑張ろう!それでもオーナーの不信を溶けないなら、

その時はみんな揃って引こうと言ってくれた一言だった。

僕は決心した必ず不信感を払拭してみせる!

そしてオーナーに「誤解していました。

詰まらない噂話を信じて大切な人を失うところだった。

改めてよろしくお願いします」と言わせてみせる!

そう決心したのである。

腹が座った以上全力は尽くす!

改めて言おう。人間は信頼される者には死ぬ覚悟が出来る。

信頼されぬ人に身を粉にしてまで尽くす意義も義理もない!

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

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全政党を相手に八方ふさがりの選挙で奇跡的に

大逆転勝利した事によって、その日から早くも

僕の心の底に増長の悪魔が巣食い始めていたのであろう・・・。 

友人は僕の人生を指して、レールのないジェットコースターに

乗って突っ走って来たようなものだと評していたが、

浅はかというか愚かというか、とにかく何とも表現のし難いほど、

我が人生はコッケイで哀れだという他はない。

僕は当選の翌々日、早くも登庁し職務に就いた。

即戦力を訴えたのだから当然の事だった。

新年度の予算編成が大幅に遅れているとの事だったので、

直ちに1週間の日程を確保して予算査定を行った。

「ウン?」首を傾げる項目が1点あった。

平井公園土地購入費、6億3千万円については、

金額が大きい割には何の報告も受けていなかった。

自治省から出向して来ていた財政部長が耳打ちしてきた。

「前市長の時に、既に政策調整会議で

承認されておりますから問題はありません」

僕はその言葉を信用し、査定の場では、

さして問題視せず承認したが妙に気にかかっていた。

議案書や予算説明書も作成され、

定例議会直前に全議員に配布した。

数日後、ある議員が極秘情報を届けてくれた。

「今、数人の議員が集まり平井公園で旅田を潰してやろうと

相談していますから気をつけるように!」

(やっぱり何かあるのか?)いぶかしく思った僕は、

直ぐ財政部長他、担当職員を呼んで事情を詳しく聞く事にした。

「実は、ただの調整区域内の山林なのに、

鑑定書が宅地並み評価になっていたので

気にはしていたのですが・・・?」

財政部長が意外な事を言い出した。

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[旅田卓宗のたそがれ日記](12月29日(ご心配ありがとう)


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