2015年03月22日
［旅田卓宗の七転び人生塾］（３月２２日・死と向き合う）
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。
正に人生浮いたり沈んだり。
波瀾万丈の人生を歩んで来ました。
何の力もない私ですが、何でも、ご相談頂ければ幸いです。
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［旅田卓宗の七転び人生塾］（３月２２日・死と向き合う）
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フェイスブックのお友達の野崎洋子さんの日記に心打たれた。
彼女の知人である曹洞宗の青山尼師のお話に心打たれたのである。
「例えその病気が死に至る病であろうと、仏様からの
授かりとあらば、手のひらを合わせて頂戴致しましょう」
何と潔い覚悟ではなかろうか？
僕もそうありたいと願っている。
とは言うものの果たして自分にできるだろうかと思うと
不安になって来る。
しかし先日亡くなった親友も尊敬する母も実に潔く堂々と逝った。
野崎さんの日記は改めて死と向き合う機会を与えて下さった。
人間一瞬先にどうなるか分からない。
潔く死に装束を身に付けて歩く気分で今夜も寝るか〜！
もしブログの更新なかったら
和歌山市の消防局へ緊急通報よろしくね！
ぺペンペンペン
（読者の皆さん、ありがとう）
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［ ザ ッ ！ 冤 罪 ８７ ］（興味のある方はお読み下さい）
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平成１７年２月２２日やっと保釈が許可された。
逮捕以来７７７日目の事だった。
検察は尚、別件探しに躍起になっているのか、
大阪高等裁判所へ抗告を行ったが直ちに却下された。
午後６時過ぎ、やっと僕は解放されたのである。
（こんな訳の分からない事で捕らわれの身になって・・・
果たして生きたまま出して貰えるのだろうか？）正直不安だった。
何度、死の恐怖を感じた事だろうか？
刑務官は親切だったし暴行を受けた事も無かったが、
身に覚えの無い事で、社会と完全に遮断されてしまった
２年２ヶ月の長い長い独居房に閉じ込められた歳月は、
十分その恐怖を感じさせるに余りあるものがあった。
思えば政治の世界に飛び込んで３５年、
最後にこんな酷い目に合おうとは思っても見なかった。
僕は身も心も疲れ果ててしまった。
もはや闘う気力も完璧に打ち砕かれてしまった。
警察や検察の狙いは最初からそこにあったのであろうが・・・。
それに屈するのは余りにも無念だが、もうどうでもいい・・・！
長い獄中生活の孤独に耐え続けた日々は僕の心の奥底に
引導を渡してしまった。
（これからは、もっとゆっくりと人生を味わいながら
生きていきたい！）
それだけが獄中で得た唯一の有り難い教訓とは！
果たして本当にこのままでいいのだろうか？
素朴な疑問の声が心の内から聞こえて来る・・・。
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Posted by at 05:55│Comments(0)
