2015年03月23日
［旅田卓宗の七転び人生塾］（３月２３日・食事代０！）
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。
正に人生浮いたり沈んだり。
波瀾万丈の人生を歩んで来ました。
何の力もない私ですが、何でも、ご相談頂ければ幸いです。
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［旅田卓宗の七転び人生塾］（３月２３日・食事代０！）
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劇場の支配人を辞めた時には財布の中に５万円しかなかった。
５万円はソファーベッド等に消えた。
相談事務所で疲れた時、
ちょっと横になりたい時もあるだろうと思って。
２月１３日に年金２ヵ月分３０万円入ったが
「七転び人生塾」の家賃や敷金等で約１０万円消えた。
残り２０万円、詰まり１ヵ月１０万円で
生活しなければならない訳だが、
先ずはワンルームの家賃や医療費２万円それに保険金、
携帯等の通信費等と引くとたちまち食事代に行き詰まった。
しかし世の中には不遇の時に敢えて駆け付けてくれる人も多い。
「落ちぶれて人の情けに涙する」そんな毎日が続いている。
相談者に湯茶を出すのも大変でしょう？
そう言って事務所用のコーヒー等を提供する
セットを用意してくれた人。
電子レンジを持って加古川から駆け付けてくれた人等、
受けた親切は数え切れない。ありがたいことだ。
特に嬉しいのは１人暮らしを察して
食材を差し入れて下さる人達だ。
昨日も細やかな年金暮らしの老夫婦が大衆食堂で
ご馳走してくれた上たくさんスーパーで食材を買い
差し入れて下さった。
今のところ食事代０の生活が続いている。
次の年金支給日まで２３日。
毎日、ほぼ空に近い財布とにらめっこしている僕にとっては
食材の差し入れは本当にありがたい。
「貧しくも心優しき老夫婦、人の情けのありがたさ知る」
彼岸だからと言って僕の母の墓参りまで連れて頂き、
共にお参りして下さった。
息子の僕は親不幸者のアンの一言のお参りなのに、
ヨチヨチ歩きの老夫婦は墓前に膝まずき丁重にお参りして下さった。
今の僕には何のお礼もできないが感謝、感謝の日々である。
ぺペンペンペン
（読者の皆さん、ありがとう）
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［ ザ ッ ！ 冤 罪 ８８ ］（興味のある方はお読み下さい）
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平成１７年７月１日、論告求刑。
７月２９日最終弁論。弁護人から無罪を主張した。
「本件は不老館事件、石泉閣事件いずれも被告人が市長在任中、
和歌浦湾振興を目的としてなされた施策に関するものである」
「いずれの事件も違法ともいうべき捜査当局の思い込みに基づく
強引な見込み捜査によって、無理やり作られたものであり、
絵に描いたような冤罪である事は明らかである」
「そのことは捏造された収賄事件を見るだけでも明らかである」
「更には本来市議会等における和歌山市の政治的プロセスに
委ねられてしかるべき石泉閣迎賓館事業の必要性や
賃料の相当性といった政策判断について
捜査当局が介入する事は許されない」
「しかるに一方的な視点から市議会による度重なる議決を得て
民主的に進められてきた事を捨象し、
本来被告人の私生活上のスキャンダルとして位置づけて
批判されるべき行為を刑事事件として訴追する事は許されない」
「なのに背任罪という任務違背行為を要件とする犯罪に
すり替えて訴追する検察官の姿勢は政治に介入する
悪しき警察・検察権力の姿そのものである」
「弁護人らは、廉潔たるべき警察・検察権力が政治に介入して、
その強大な権力を振るうことの恐ろしさを正しく糾弾したい。
旅田被告人は冤罪である」
最後に裁判長が僕に被告人として発言する機会を与えて下さった。
僕は２年２ヶ月に及ぶ長期勾留の日々に
思いをはせながら切々と訴えた。
その思いを裁判長のみならず、弁護を引き受けて下さった
弁護人の先生方やマスコミ関係者、
僕の無罪を信じて再三法廷に足を運んでくれた
支援者の方々に訴えたかった。
それに何よりも理不尽な捜査を強引に進めて来た
検察や警察当局にも強く訴えたかった。
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