2015年06月18日
6月18日の記事
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。
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［旅田卓宗の七転八起人生塾］（６月1８日・息子とオトン）
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息子を見舞いに行った。
金銭的なバックアップしてやることはできないが、
せめて精神的には支えてやりたいと思ったからである。
「調子はどうな？」
「うん、明日手術やねん。片方だけでいいんやと」
何だかか細い声なので心配になった。
「コレッ、先日結婚した人からの見舞いや、
今富山市へお母さん迎えに行ってるから
治ったら食事しましょうとのことだ」
僕は妻の伝言を伝えて見舞い金を渡した。
「エッ？」小さな声を漏らして息子は言葉を続けた。
「これからオトンの面倒見てくれる人に申し訳ないわ」
今度は僕の方がエッ？と小さい声を漏らした。
息子は息子なりに僕の日頃の生活ぶりや
将来のことを案じてくれていたことを知ったからである。
「入籍して結婚したぞ」
メールを送ると珍しく直ぐ返信があった。
「オトンおめでとう」
息子は僕が自炊できず日頃まともな物を
食べていないことを知っている。
しかも僕の身の回りの世話をする者が
誰もいないことも知っている。
誰が側にいて世話をしてやれるのだろうと
案じてくれていたのであろう？
何だかんだと言っても息子は息子であり、
僕は息子のオトンなのだ！
ぺペンペンペン
（読者の皆さん、ありがとう）
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