2014年01月07日
[旅田卓宗のたそがれ日記](1月7日・軟弱な公務員)
中央官僚から地方公務員に至るまで、ずいぶん酷いことを平気でする連中も多いが、近年、地方公務員の精神疾患が急増しているそうだ。
人員削減で仕事量が負担増になり精神疾患を病んで長期病休する公務員が10年前の2、4倍に急増しているという。
果たして本当だろうか?新聞記事を読んで少し疑問が湧いた。
そもそも職員採用に問題があるのでは?と思ったのである。
民間企業の場合は何度も面接を繰り返し、ペーパーテストというよりは人間性を見抜き優秀な人材を確保しようと努めているが、官僚や地方公務員の場合は逆にペーパーテスト至上主義で採用する場合が多い。
もちろん支援者の推薦する者や親戚等を意図的に合格させるような不正採用も多くあるが、最近は世間の視線が厳しくなり、中央官僚はともかく地方公務員の場合はペーパーテスト至上主義で採用する場合が多い。
首長が我が身の保身を考えるなら無難だからである。
実は私も市長在職時の当初はペーパーテスト至上主義を貫いた。
翌春、新採用職員の採用式を開いた。
私は指定の時間に会場に入った。
真新しいスーツを着た新採用職員が50人ほど並んでいた。
私は各部長の並ぶ上席に立った。
私は時間厳守をモットーにしていたので長く待たせている筈がなかった。
ところが一人一人に辞令を交付し訓示し始めた時だった。
目の前に立っていた職員がバタンと音を立てて倒れた。
引き続いて5〜6人の新採用職員が崩れるように倒れ、その場は騒然となった。
後で報告を聞くと身体的精神的異常者は誰もなく緊張感で倒れたのであろうとの医者の診断結果だった。
採用方式に疑問を抱いた私は次の採用試験から新システムを考案し採用した。
先ずペーパーテストのウエイトを60パーセントに下げた。
代わりに特技等の能力に20パーセント、面接20パーセントの点数を割り振った。
特技等も明確な基準を設けた。
例えば高校卒業の場合、野球部で3年頑張れば2点、キャプテンを勤めれば1点、万年補欠でも頑張れば1点、県下優勝すれば2点、文化部関係も書道部や放送部で3年頑張れば2点等と基準を明確にした。
極端な例としては中学時代からテニス部に入り市内優勝、高校時代も県下優勝、大学時代も関西大会優勝等する実績を持った受験者は、それだけで特技等の20点満点になる。
面接も明るく活発で、やる気満々なら20点満点の受験者もいた。
もちろん審査員は市長以下三役や人事担当部長及び人事担当課長にも平等に評価点を与えた。
外国語能力も面接点数に加えた。
その結果、翌春からの採用式の場で倒れる者はいなくなった。
各職場間でも「去年の採用者は頭は良いのかも知れないが理屈や不平不満を言う者が多く、しかも協調性がない上に自分勝手で自ら体を積極的に動かし仕事をする者がいなかったが、今年の採用者は明るく活発で積極的に仕事をする」等と評価が一変したものである。
精神疾患急増に悩む自治体は一つ採用方法を工夫することが大事では?と私は思うのだが。
(読者の皆さん、ありがとう)
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【何でも無料相談所開設】
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。
選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。
正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。
何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。
予め以下のアドレスや携帯電話に御連絡下さればありがたいです。
又、うつ症状に陥り精神的にお悩みの方は私がうつ症状に陥った時に救って下さった女性の心理カウンセラーさんをご紹介します。
アドレスは tt8341otoko@willcom.com
電話番号は07052684040です。
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](http://img01.ikora.tv/usr/t/a/b/tabita2013/130923_1019~001_2.jpg)
人員削減で仕事量が負担増になり精神疾患を病んで長期病休する公務員が10年前の2、4倍に急増しているという。
果たして本当だろうか?新聞記事を読んで少し疑問が湧いた。
そもそも職員採用に問題があるのでは?と思ったのである。
民間企業の場合は何度も面接を繰り返し、ペーパーテストというよりは人間性を見抜き優秀な人材を確保しようと努めているが、官僚や地方公務員の場合は逆にペーパーテスト至上主義で採用する場合が多い。
もちろん支援者の推薦する者や親戚等を意図的に合格させるような不正採用も多くあるが、最近は世間の視線が厳しくなり、中央官僚はともかく地方公務員の場合はペーパーテスト至上主義で採用する場合が多い。
首長が我が身の保身を考えるなら無難だからである。
実は私も市長在職時の当初はペーパーテスト至上主義を貫いた。
翌春、新採用職員の採用式を開いた。
私は指定の時間に会場に入った。
真新しいスーツを着た新採用職員が50人ほど並んでいた。
私は各部長の並ぶ上席に立った。
私は時間厳守をモットーにしていたので長く待たせている筈がなかった。
ところが一人一人に辞令を交付し訓示し始めた時だった。
目の前に立っていた職員がバタンと音を立てて倒れた。
引き続いて5〜6人の新採用職員が崩れるように倒れ、その場は騒然となった。
後で報告を聞くと身体的精神的異常者は誰もなく緊張感で倒れたのであろうとの医者の診断結果だった。
採用方式に疑問を抱いた私は次の採用試験から新システムを考案し採用した。
先ずペーパーテストのウエイトを60パーセントに下げた。
代わりに特技等の能力に20パーセント、面接20パーセントの点数を割り振った。
特技等も明確な基準を設けた。
例えば高校卒業の場合、野球部で3年頑張れば2点、キャプテンを勤めれば1点、万年補欠でも頑張れば1点、県下優勝すれば2点、文化部関係も書道部や放送部で3年頑張れば2点等と基準を明確にした。
極端な例としては中学時代からテニス部に入り市内優勝、高校時代も県下優勝、大学時代も関西大会優勝等する実績を持った受験者は、それだけで特技等の20点満点になる。
面接も明るく活発で、やる気満々なら20点満点の受験者もいた。
もちろん審査員は市長以下三役や人事担当部長及び人事担当課長にも平等に評価点を与えた。
外国語能力も面接点数に加えた。
その結果、翌春からの採用式の場で倒れる者はいなくなった。
各職場間でも「去年の採用者は頭は良いのかも知れないが理屈や不平不満を言う者が多く、しかも協調性がない上に自分勝手で自ら体を積極的に動かし仕事をする者がいなかったが、今年の採用者は明るく活発で積極的に仕事をする」等と評価が一変したものである。
精神疾患急増に悩む自治体は一つ採用方法を工夫することが大事では?と私は思うのだが。
(読者の皆さん、ありがとう)
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。
選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。
正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。
何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。
予め以下のアドレスや携帯電話に御連絡下さればありがたいです。
又、うつ症状に陥り精神的にお悩みの方は私がうつ症状に陥った時に救って下さった女性の心理カウンセラーさんをご紹介します。
アドレスは tt8341otoko@willcom.com
電話番号は07052684040です。
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