2014年05月16日

[旅田卓宗のたそがれ日記](5月16日・改革とは?)

改革とは、より良い方向に改めることだとばかり思っていたが、どうやら改革とは国民を苦しめることを意味するのだとようやく分かって来た。

衆議院の厚生労働委員会で「地域医療介護推進法案」なる法案が自民党・公明党連合軍によって強行可決された。

衆議院のコピー器になり下がった参議院ではあっという間に可決されることだろう?

「介護改革強行可決」新聞の見出しを見ただけで何が改革か?と思わず心の中で叫んでいた。

骨子は要支援向けサービスを全国一律の介護保険から市町村事業に移管すること。

市町村の裁量が拡大すると言うが、財政力のある自治体と地方の財政力の弱い自治体とのサービスの格差が拡大することになるから他人事ではない。

特別養護老人ホームへの入所要件を介護3以上に限定することにするそうだから、簡単に言うなら寝たきりにならない限り特別養護老人ホームへ入れてくれないことになる。

その分、家庭内の介護に負担がかかることになり悲惨な老老介護だけではなく、家庭婦人に負担がかかり家族崩壊に繋がり兼ねないことにもなる。

年金収入年280万円以上は自己負担2割になるそうだ。

幸い僕の年金は200万円程度だから難を逃れそうだが国民負担が更に増えることになる。

いったい改革とは何なの?

『要するに負担増とサービス低下が改革なの?』

何の為の消費税増税だったのか?

どうやら消費税増税は結局、公共事業のばらまきの為だったようだ。

そりゃ〜一時的には景気が良くなるわなあ〜?

その代わりに泣く国民が多くなるわなあ〜!

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(読者の皆さん、ありがとう)

(一度大衆演劇をご鑑賞下さい。支配人 旅田卓宗)
大衆演劇 和歌山新吉宗劇場 公式サイト
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。

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Posted by           at 06:13Comments(0)