2014年05月20日

[旅田卓宗のたそがれ日記](5月20日・懐かしい友)

早いもので僕が和歌山市長選挙5期目の闘いに敗北してから12年になる。

政界から引退表明をした後、どのようにして長年に渡り御支援頂いた市民の皆さんにお礼を申しあげようかと考えた末、市内の幹線道路のボランティア清掃を思い立った。

でも一人ではできない。

その時いち早く共に清掃しましょう!と駆け付けて下さった友人の一人が不意に喫茶「鈴蘭」にやって来たのである。

12年ぶりの再会だった。

当初3ヵ月間、清掃する予定だったのが3ヵ月経ってもボランティア清掃を止められなくなった。

何故なら頻繁に4大紙始めマスコミ各社の記者が側にやって来るようになったからである。

彼らは異口同音に僕が近々収賄事件で逮捕されるらしいと警察から聞き僕を追いかけて来ているのだと話した。

全く事実無根のことだった。

警察が明らかに事件を捏造しようとしている意図が見えた。

僕も若い頃は警察官だったので警察の強引な見込み捜査をする時の捜査の正当性を主張する為の世論操作が始まったことが分かった。

丁度、和歌山東警察署前の国道を清掃し始めた時だったので友人らと相談し御丁寧に1週間掛けて警察署前の道路を清掃することにした。

言わば事件を捏造しようとしている警察に対する挑戦だった。

その時、和歌山東警察署の玄関に乗り込み警察署内で大声で叫んだ友人がいた。

「私達は旅田後援会の者です。今日から1週間、警察署前の道路の清掃をさせて頂きます!」

友人の叫び声を聞いた警察署員らは口を空けて唖然としていたという。

その友人がやって来たのである。

彼は僕の無実を信じて疑わなかった。

年が変わった平成15年1月6日、正月休みを終えて再び友人3人と共にボランティア清掃を始めた時だった。

「すみません、県警本部捜査2課の者ですが、ちょっとご同行願えませんか?」

友人らの目の前で僕は逮捕された。

以来12年ぶりの再会だった。

お互い思わず両手で固く握り締めあった。

ジーン!と胸に熱いものが込み上げて来て暫く言葉が出なかった。

「やあ〜!」そう言うのが精一杯だった。

信じてくれる人はいつまでも忘れず信じてくれている。

感動以外何物でもなかった。

友よ、ありがとう、感謝!

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

(一度大衆演劇をご観劇下さい。支配人 旅田卓宗)
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず経験したり。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。

予め以下の携帯電話に御連絡下さればありがたいです。
私の携帯電話番号は07052684040です。

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Posted by           at 06:24Comments(0)