2014年09月19日

[旅田卓宗のたそがれ日記](9月19日・冤罪の賠償)

夕方、友人が難しそうな表情を顔に浮かべて「冤罪File」という本を開きながら苦々しい口調で話し始めた。

「袴田さんは晴れて無実が認められたら、国は何億円賠償するのかなあ〜?」

「そうだなあ〜約5億円は支払うべきだろうね」

僕は頭の中をクルクルっと回転させながら答えた。

「誰が払うの?」友人の質問に重ねて答えた。

「そりゃあ〜国だよ」

「国が払うということは我々の税金で払うってことかい?」

気難しい彼は更に突っ込んで来た。

「どうして我々が払わねばならないのか納得できんな!」

彼は言葉を続けた。

「袴田さんには当然払うべきだけど、払うのは事件をでっち上げ袴田さんを犯人に仕立てた警察官や検察官、それに間違った判断をした裁判官が賠償すべきじゃないのかい?」

彼は強い口調で言い放った。

僕も大きく頷いた。なるほどそうだと思った。

「だから仲間意識の強い警察と検察と裁判官が一体となり一旦有罪判決を下すと上級審へ控訴上告しても、ひっくり返さないんだね?冤罪被害者は救われないね?」

彼は険しい顔付きになり一言残して出て行った。

何だか彼の気持ち僕には分かるなあ〜!

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず経験したり。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。

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私の携帯電話番号は07052684040です。

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