2014年09月21日

[旅田卓宗のたそがれ日記](9月21日・杖言葉)

新刊本の広告を見ていた。

五木寛之の『杖ことば』という本の広告だった。

大概、僕は新刊本の広告の見出しだけ読んで本を買った気分になるのだが、何か今、買わなければいけないような衝動に取り付かれた。

早速フーセンの寅さんに電話をかけた。

本を買って来て欲しいと頼んだのである。

「アレッ、本を買うなんて珍しい?」

彼はそう言って笑って電話を切った。

「寅さんが本を買うお金を立て替える金を持っているのが珍しい?」

僕も首を傾げながら電話を切った。

杖言葉とは、ともすれば、しゃがみ込みたくなるような時、人生の苦難の旅路を共に歩き、その一歩一歩を杖となって支えてくれる言葉をいうらしい。

耳慣れない言葉だっただけに興味が湧いた。

○転ばぬ先の杖○案ずるより産むが易し○禍福はあざなえる縄のごとし○親しき仲にも礼儀あり○等々と続く。

なるほど一つ一つの言葉には納得させられる。

苦難を乗り越える言葉の章にあった言葉には思わず吹き出した。

「逃げるが勝ち」正にその通りだ。

逃げずに突っ走り続けたから今の落ちぶれた僕がある。

自分の過去を振り返りながら笑えて来る。

世渡り上手な人間と世渡り下手な人間がいる。

僕は下手だ。

でも悔いはない。

自分らしく信念を貫き続けたから。

「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」

善人ですら往生できるのだから悪人なら尚のこと往生できる。

この言葉には身に染みる人が多いだろう?僕もその1人だ。

そう言えば最近、僕に罪をなすりつけたまま、あの世へ逝った偉い人がいる。

今頃、三途の川の河原で渡し船を待っていることだろう?

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず経験したり。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。

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