2014年03月04日

[旅田卓宗のたそがれ日記](3月4日・再審請求断念)

昨年2月23日、僕は約3年ぶりに刑務所から出所した。

服役中も出所後も再審請求すべく打ち合わせを続けて来た。

しかし、このほど再審請求するのを断念することにした。

理由はいくつかある。

先ず弁護士代200万円を調達できないこと。

次は仮に調達できたとしても新しい証拠が無い限り99%棄却されるという現在の司法の現実。

そもそも警察によって作られた事件だから、詰まり架空の事件だから新しい証拠等ある筈がない。

仮に贈賄被告人が公判に於て一貫して否認していたが、更に別の人に賄賂を渡したのが真実であり、警察や検察の誘導尋問に従い旅田にすり替えたのだと真実を法廷で証言したとしても、裁判官は贈賄被告人が旅田を救う為に証言しているのだとしか受け止めないだろう?という弁護士の見解。

更に再審の結果が出るのが5年先、

最高裁まで争うなら10年かかると弁護士に聞き、これでは僕の命がもたないと思ったこと。

一番大きな理由はもう過去にこだわり続けていくのに疲れたということである。

特に昨年、前立腺ガンの手術を受け生存率何年?などと言われるようになってから果たして闘う意味があるのだろうか?と思ったことである。

限られた命を認識した時、

残された時間を過去にこだわり続けて生きて行くか?

過去を絶ちきり前向きに生きて行くのが良いのか?

僕は迷い続けた結果、過去を絶ちきり前向きに生きる道を選んだ。

要するに日本の司法制度は平然と無実の人間を獄中に閉じ込め、再審請求も冤罪被害者が諦めざるを得ない状況に追い込まれるという司法制度の現実を直視せざるを得ない現実にある。

今後とも世に無実を訴え続けて行くとしても再審請求は断念し過去と決別し前向きに残された人生を生きていきたい!

司法権力に敗北するのは断腸の思いだが、もういい、過去とオサラバしたい!

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。

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Posted by           at 05:29Comments(0)