2015年06月14日
6月14日の記事
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。
正に人生浮いたり沈んだり。
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［旅田卓宗の七転び八起き人生塾］（６月1４日・素浪人）
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朝、ブログ更新後二度寝していた。枕元の携帯が鳴った。
「ハッチですが、お留守ですか？」
友人のハッチほ太郎さんだった。
慌てて飛び起きドアを開けるといつものハッチほ太郎さんが
笑顔で立っていた。
不思議な人だ。顔を見るだけでホッとする。
「どうですか？ご機嫌は？」
「いやあ〜どうも調子が悪いですわ」
僕の答えに心配顔で尋ねて来た。
「どうかしましたか？」
「いえいえ体調は良いのですが、年金支給日前で
財布の中はスッカラカンでしてね」
「なあ〜んだ。そんなことですか？
私なんかも、たった２千円ポッキリですわ」
彼は２千円札を抜き出し空っぽの財布を振った。
「良かったら喫茶店でモーニングご馳走しましょうか？」
ゴクンと喉を鳴らして断った。
「大丈夫です。リンゴ１個残ってるから」
僅か２千円しか所持していないハッチさんに
ご馳走になるのは余りにも気の毒だ。
「お互い苦しいでんなあ〜、まあ〜よろしいやおまへんか？
ハッハッハッ」ハッチほ太郎さんは陽気に笑った。
彼の笑い声を聞いていると、何とかなるさ！という
気持ちになるから不思議なのである。
俺は天下の素浪人〜金は天下の回りもの、
その内何とかなるでしょう〜！
口笛吹きながら帰って行った。
世の中にはいるんだよねえ〜？
トコトン楽天的な人が・・
ぺペンペンペン
（読者の皆さん、ありがとう）
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