2014年12月23日

[旅田卓宗のたそがれ日記](12月23日・老人の執念)

大衆劇場の支配人を引き受けてから1年になる。

お客様の中にはいろいろな人がいる。

劇団の一役者にはまって追っかけしていく人もいれば

劇場のファンになって下さる人もいる。

新吉宗劇場は誕生してまだ日が浅いので残念ながら

劇場のファンの客がたくさんいる訳ではない。

その分劇団の皆さんに苦しい思いをさせて申し訳なく思う。

毎日昼公演と夜公演を観劇して下さる87歳のご婦人がいる。

彼女はもちろん劇場のファンなのだ。

「たった一人でも新吉宗劇場を支えてやる!」

時にその気迫には鬼気迫るものがある。

僕はご婦人のお気持ちに感動することしばしばである。

大変ありがたいお客様である。

僕は毎日朝11時頃にやって来て、夜9時頃に帰っていく

ご婦人にただただ頭を下げ続け見送る。

「貴女は我が劇場の守り神です。ありがとうございます」

ご婦人の乗った車が見えなくなるまで僕は頭を下げ続けて見送る。

ありがとうございます。感謝!

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

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(一度大衆演劇をご観劇下さい。支配人 旅田卓宗)
大衆演劇 和歌山新吉宗劇場 公式サイト
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[ ザ ッ ! 冤 罪 4 ](興味のある方はお読み下さい)
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単に証言を翻したというだけではなく、物的証拠においても

贈収賄が無かった事が明白になったのである。

来てもいない者から賄賂を受け取れる道理がないからである。

警察が予断を持って、強引に別件で吉永建設の木下社長や

国定証人等、関係者を逮捕し、机を叩きまくり連日深夜まで、

怒鳴りつけ、脅しまくってデッチ上げた事件だという事が、

その時点で疑いようの無いほどハッキリしたのである。

勿論、一旦起訴された以上、裁判というものは面倒なもので

最後まで儀式のように続けられていくが、実質的には終わった。

その日、7月28日の公判終了後、

拘置所へ立ち寄って下さった徳永信一主任弁護人が胸を張った。

「これで秋頃には楽しい思いをして頂けますから・・・」

そう言って笑顔で帰って行った。

その直後、急遽僕の身柄が和歌山西警察署へ移管される事になった。

(何故だろう?起訴が取り下げられ釈放されるのかな?)

不思議に思いながら西警察署へ連行されたところ、

今度は石泉閣背任容疑で再逮捕されてしまった。

(エッ何で・・・?)僕は面食らってしまった。

再逮捕された事件というのは市長在職中、

一部市民から告発されていたもので、既に1年ほど前から

警察が内偵していたが、議会の議決に基づき

実施した事業であり、

これ又背任行為をしたというものでは無かった。

(続く)

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Posted by           at 06:44Comments(0)