2013年11月10日

［旅田卓宗のたそがれ日記］（１１月１０日・原発問題）

自民党政権は選挙の時には脱原発を主張していた。

他の政党に脱原発票が流れるのを恐れたからである。

ところが選挙が終わると豹変した。

今や原発再稼働どころか原発推進政党に変わり日本は原発輸出国になろうとしている。

当然、原発に関わる各大企業がバックに着いているからであろう。

利権は怖い！将来の日本を平気でぶち壊そうとするのだから。

福島原発事故の保障の為、四苦八苦している東電を支援する政府の支援枠が又、拡大されることになった。

３〜５兆円更に支援するという。

現在５兆円の支援枠だから８〜１０兆円に枠を拡大することになる。

丁度、消費税アップ分がそっくり東電支援になることになる。

なんの為の消費税アップなのだ。

社会保障の維持、充実の為ではなかったのか？

お金に色が着いていないから消費税はあくまでも社会保障に使いますと安倍総理が言っているが、どうにも信用できない。

将来は更に原発保障費用が増え天文学的数字に増えていくことになるだろう。

形は東電が保障するようになっているが実質的には国民の税金投入で保障するのだから国民負担になる。

つまり従前の原発コストに事故保障費用も加えると極めて高い電気料金というこ
とになる。

しかも国民の命を常に危険に晒しながら。

原発を推進してきた小泉元総理が言っているのだから間違いはない。

『過ちては改たむるに憚ることなかれ』と先人が良い言葉を残してくれている。

今や国民は勇気を持って脱原発に方針転換すべき時ではなかろうか？

かの原発推進を声高に主張して来た読売新聞でさえ、昨日の朝刊で「やはり脱原発しかない！」と主張していたほどである。

国民よ、目覚めよ！

自民党の暴走を許してはならない。

（読者の皆さん、ありがとう）

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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず。

あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。

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