2013年11月11日

［旅田卓宗のたそがれ日記］（１１月１１日・生活支援）

我が友フーセンの寅さんの厳しい生活状況を案じ、昨日わざわざ京都の京田辺市から若者がカップラーメン３０個など援助物資を持って駆け付けてくれた。

近鉄と南海線を乗り継ぎ２時間半もかけて駆け付けてくれた。

大きなバッグ２個にカップラーメンをいっぱい詰めて。

最近知り合ったブログのお友達で、なかなか良い就職先が見つからず、朝早くから新聞配達をしながら何とか生活しているという。

なのに見ず知らずの寅さんの身を案じて駆け付けて下さった若者に寅さんは恐縮しきりだった。

一時、寅さんにも豊かな時代があったそうだが、今は時代の流れと共に商売が衰退し、その日暮らしの生活を送っている。

ところが彼には人徳があるらしく、ほとんど毎日ポケットに１円も持たずに生活しているのに、どこからか、食事をご馳走してくれたり、果物やお菓子を頂いたり、昨日のように援助物資を差し入れてくれる人が現れて食い繋ぎ生活している。

寅さんは運良く僕より食いっぱぐれがないようで結構太っている。

駆け付けてくれた若者は恐らく痩せ細った寅さんを想像していたであろうから、実際の寅さんに会って少し拍子抜けしたかも知れない。

それにしても、まる１日かけて遠路援助物資を携え駆け付けてくれた若者には頭の下がる思いがした。

今時、珍しい心の優しい若者にいつの日か陽の昇る日がやってくることをただただ祈る。

（読者の皆さん、ありがとう）

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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。

選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり病気になったり、失恋も数知れず。

あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。

正に人生浮いたり沈んだり。波瀾万丈の人生を歩んで来ました。

何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、何でも、ご相談頂ければ幸いです。毎日喫茶『鈴蘭』にいますから。

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