2015年03月03日

[旅田卓宗の七転び人生塾](3月3日・友情)



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[旅田卓宗の七転び人生塾](3月3日・友情)
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。
正に人生浮いたり沈んだり。
波瀾万丈の人生を歩んで来ました。
何の力もない私ですが、何でもご相談頂ければ幸いです。
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若い頃、武者小路実篤の友情を読んで胸が詰まった。

親友の愛する人を愛し親友を裏切りながらも愛されずに

友情が壊れて行く主人公の切なさ苦しさに胸が詰まったのである。

人生70年生きて来て、ふと振り返ってみると

僕も随分たくさん友情を裏切ってきたし裏切られもした。

しかし、いつかは詫びねばならない裏切りもあり

裏切られもあるが、詫びる必要のない裏切りもあり

裏切られもあるとこの頃つくづく思う。

友情は必ずしも完全ではない。

不完全な友情もあると思うからである。

双方にとって壊れて当然の場合もあれば、

良かったと思う場合もあるからである。

人間である以上、出会いがあれば別れもある。

何だか切なく虚しい時もあるが現実を直視して

受け止めていかざるを得ない。

劇場の支配人はたくさんの客や役者に囲まれて

華やかな面があった。

今、市内の中心部とは言え狭い事務所に閉じ籠っているのは、

さぞや寂しいだろうと心配してくれる友人達が多くいる。

あるいは事務所開設に向けていろいろ準備してくれた友人もいる。

障害を持つ体なのに、家の中に保存していた

カップラーメンを全部抱えて飛び込んで来てくれた友人もいる。

先日来の糖尿病患者の話でも早速、写真のような本を取り寄せ、

ハッキリ糖尿病と診断を受けていなくても、

例えば不眠を訴えて誘眠剤を処方されただけでも

糖尿病の初診日だと認定された例がありますよと

教えてくれた親切な友人もいる。

お願いしている公明党の浮島代議士の木野秘書も昨日、

中間報告に来て頂いたし岸本代議士からも早速調査しますと

丁重なメッセージを頂いている。

劇場の支配人を辞めてから、

何だか新しい心温かい友情に恵まれつつあるように思えてならない。

ぺペンペンペン

(読者の皆さん、ありがとう)

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[ ザ ッ ! 冤 罪 68 ](興味のある方はお読み下さい)
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石泉閣事件の勾留満期日の前日の事だった。

昼間、何の取り調べもなかったのに、夜の9時頃、

就寝の時間になったので布団を敷き寝転がったところへ

突如、呼び出しがあり取り調べ室へ引きずり出された。 

2人の捜査官が苦渋の色を顔に滲ませながら

僕の前に陣取るように座った。

正面には又もや金口警部を脇に置き山本警部補が座った。

やがて意を決したようにして1通の供述調書を差し出してきた。

たった1枚だった。僕に読むように促してきた。

僕は不承不承ながら手に取り目を通した。

[裁判において有罪になれば潔く罪に服します]

そう記載されていた。僕は一瞥しただけで突き返した。

山本警部補が威圧するように重い口を開いた。

「この調書に署名しろ!」

命令だった。

「出来ない!」

僕は突き返すなり答えた。

山本警部補は又もや大声を張り上げ傲然と言い放った。

「何で、できやんのや!

そこに書いてある事は当たり前の事やないか!」
 
僕は静かに答えた。

「山本さん、僕も警察学校で1年間学んだんですよ。

供述調書とは取り調べを受けた者が話した事を、

捜査官が代わりに記載するものと学びましたよ」

「あんたはいったいどんな風に学んだんですか?

そこに書いている事は、私が一言一句も話していない、

あんたが勝手に作文したものじゃないですか?

それを供述調書と言えるのですか?私には署名出来ない!」
 
僕は毅然として拒否した。

「何で署名できんのや!」

もう一度怒鳴り付けて来た。

「僕はそもそも背任行為なんかしていませんよ、

良く調べて貰えれば分かる事です。

逮捕された事ですら不当逮捕だと思っています」
 
僕はそれだけを言って窓の外を凝視したまま沈黙した。 

数分の沈黙の後、山本警部補は罵声を浴びせるように言い放った。

「こんな完結の仕方って納得できやんのや!」

それはこちらの言いたい台詞だと思いながら彼の声を遠くに聞いた。

「無理に作り上げた事件は必ず崩れますよ、不老館は既に崩れた。

そしてやがて石泉閣事件も崩れます」

僕はそう言い残して席を立った。

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Posted by           at 06:24Comments(0)