2015年01月20日
[旅田卓宗のたそがれ日記](1月20日・親友の死)
[旅田卓宗のたそがれ日記](1月20日・親友の死)
一昨年4月、刑務所から出所してまもなくのこと親友の織田君とバッタリ出会った。
「タクやん出て来たんか?それじゃ早速同窓会をしよう」
彼はそう約束して別れた。
5月に前立腺肥大の手術を受け入院している僕に彼から連絡が入った。
40数人参加者があると連絡をくれたのである。
ところが彼は意外なことを言い出した。
「俺、胃ガンの末期で処置の方法がないと医者に言われたんや」
声が少し沈んでいた。
「何弱気なこと言ってんのや、今やガンは治る病気や」
僕はそう答えたものの僕も前立腺ガンの宣告を受けていた。
昨年の同窓会には元気に彼も出席した。
以来1ヵ月に1度電話をかけて激励して来た。
3ヵ月前に電話をすると息苦しいと言いながら、抗がん剤を拒否したのだと聞いた。
長くはないなと思い急遽同窓会の世話をしてくれる友人に電話をかけた。
何とかもう一度みんなに親友を会わせたいと思ったのである。
急遽世話人が集まり昨年末の12月27日、喫茶鈴蘭に43人集まり同窓会を開いた。
親友の織田君からは欠席の返事が来てあったが当日の昼電話をして参加するように促した。
「うん、行くよ!」
彼は夜、娘さんに連れられてやって来た。
かなり痩せてはいたがまだ顔に生気があった。
マイクを持って挨拶に立った。
頑張れ織田!僕は心の中で叫び続けた。
挨拶後、直ぐ帰った。
引き止めるのが辛く出来なかった。
昨日の朝、息子さんから電話があり亡くなったと聞いた。
二人の友人と駆けつけたが彼はこの世の人では無くなっていた。
全力疾走で駆け抜けたマラソンランナーのように爽やかで穏やかな顔をしていた。
織田君忘れていないよ。
知事選に落選し3年後の復活市長選挙に臨んだ最終日の夜、
僕は厳寒の中待ってくれていた数百人の支援者に訴えた。
「あと一歩なんです。相手の背中に手が届くところまで追い詰めたんです。しかし勝ったとは思えない。今から投票日の夕方まで必死で電話をかけて下さい。
あと5千票足りない!」
僕の前に立っていたウグイス嬢の1人がワーッと泣き伏した。
その時だった。
突如奥から飛び出して来てマイクを引ったくり叫んだ男がいた。
織田君だった。
「これからが勝負や、今から明日にかけて5千票作ろう!」
ガンバロウ!ガンバロウ!の声が深夜の街に響き一瞬の後みんなの姿が事務所から消えた。
みんな家に帰るなり電話器に飛び付いたという。
君の叫びがみんなの闘争心に火を点けてくれたんだ。
そして奇跡と言われる逆転勝利の夜、数千人の人々と共に歓喜の声をあげ、知らない者同士が肩組み合い同期の桜を歌った。
みんな泣きながら歌った。
あの当選は正に君の力による当選だった。
ありがとう。いつかあの世で又会おう!
ぺペンペンペン
(読者の皆さん、ありがとう)
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和歌山市に住む元和歌山市長の旅田卓宗です。
選挙に当選したり落選したり、借金地獄に落ち込んだり
病気になったり、失恋も数知れず経験したり。
あげくは逮捕され刑務所生活も経験しました。
正に人生浮いたり沈んだり。
波瀾万丈の人生を歩んで来ました。
何の力もない私ですが、お役になれる事があれば、
何でも、ご相談頂ければ幸いです。
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私の携帯電話番号は07052684040です。
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[ ザ ッ ! 冤 罪 28 ](興味のある方はお読み下さい)
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しかし警察は全く違った受け止め方をしていた。
吉永建設と僕との間で売買の約束が出来ており、その布石を打つ為に質問を依頼したものと考えているようだった。
事実は全く違ったのに・・・。
そもそも事前に吉永建設と僕との間で話が出来ていたのなら、何もご丁寧に元の持ち主の城東観光へ聞きに行く必要もなかったし、更に穴吹工務店まで聞きに行かせる必要もなかったのである。
「当たり前じゃないですか?僕が城東観光まで行った事によって市が欲しがっている事を吉永建設に知られてしまった」
「すると直接元の持ち主から買うこともできなくなれば、もし決済され、やがて市が買収に入ると吉永建設に足元を見られ、高く買わなければならなくなるじゃないか?」
「だから多田議員に質問を依頼し、事実上買収は困難ですと答弁したんじゃないですか!」
僕は声を荒げて抗議するように説明した。
今津警部の顔が一瞬歪んだ。
「えっ?すると、お前は本当は城東観光から買おうと願っていたんか?」
今津警部は苦渋の色を顔に滲ませ聞いて来た。
「そりゃそうですよ、元の持ち主から買う方が安く買えるんだから・・」
僕は厳然と言い切った。
その日から事実上取り調べが無くなった。
もっぱら別件で僕を再逮捕できないか?ネタ探しに躍起になっているようだった。
警察の予断が大きく誤っていた事を彼ら自身が知ったからである。
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親友の織田君からは欠席の返事が来てあったが当日の昼電話をして参加するように促した。
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1,不登校閉じこもりの生徒に夢を!
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4,身体の支障など通学しにくい生徒にも希望!
5,高校中退や中卒のままで、求人に漏れる人たちにも救いの手を!
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